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地震災害地でがんばっている米軍の救援活動をここでご紹介したいと思います。
※在沖米国総領事館による情報の提供
・嘉手納基地所属の第33レスキュー隊は被災地上空を捜索活動のため飛行。
3/16には仙台の海岸沿いを捜索活動中に“SOS”の文字を学校の近くで発見し、野球場に着陸。
搭乗していた女性空軍兵が日本語を話せたため、状況を確認。男性の一人が大腿骨を骨折している
ことが判明し、ただちに男性とその妻を48キロほど離れた病院へ移送。
・沖縄配備の第3海兵隊遠征軍(MEF)の先遣隊が仙台に到着し、日本の東北治安部隊と合流。
・普天間基地の第3海兵遠征軍第1海兵航空団は、早急に人道支援を必要とする地域への物資
配布のため、食料や飲料水、毛布などを岩国基地、横田基地、厚木基地、および三沢基地に輸送。
•第36海兵航空群に所属するKC-130J航空機2機が米軍の携行食、簡易ベッド及びその他装備を厚木基地へ輸送。
・3月11日~17日までに被災地へ派遣されている沖縄からの海兵隊所属要員(基地従業員の沖縄県民が含まれています)は約588名。
・普天間所属のKC-130J航空機の救援活動による出動回数は3月17日までに81回。
・嘉手納基地所属の第320特別機動隊が航空自衛隊松島基地と仙台空港の滑走路のがれき等
の除去作業と管制塔の立ち上げを援助し、救援物資輸送が可能となった。
・嘉手納基地所属の空軍兵4名が被災地での救助活動に加わるため、三沢空軍基地に派遣された。
・第31海兵隊遠征部隊および海軍兵約4,000名が搭乗している米海軍のエセックス、ハーパー
ズ・フェリー、ジャーマンタウンの強襲揚陸艦が救援活動のために秋田県沖に到着。
・第31海兵隊遠征部隊は前方展開司令装備を航空自衛隊の松島基地に搬送。
・第3海兵遠征軍前方展開司令センターは福島県近くの陸上自衛隊の仙台駐屯地に設置され、
東北方面隊と一緒に活動。
・普天間基地所属の第3海兵遠征軍第1海兵航空団に所属するKC-130J航空機2機が
海兵隊員、通信機材、その他の物資を輸送。
・普天間基地所属の第1海兵航空団第265海兵中型ヘリコプター中隊が仙台の被災地へ、
被災者の方がとても必要としている防寒物資、毛布及び100バレルの灯油を搬送。
・嘉手納基地所属の第353特殊作戦隊が、仙台の被災者に子供服および食料等の物資を搬送。
・キャンプコートーニー司令官のマーク・ブリラキス少将は自衛隊と協議するため、
陸上自衛隊の東北本部を訪問。また、第3海兵遠征軍の司令官代理のクレグ・
ティムバーレーク大佐が仙台市市長と会い、救援活動について協議。
・第31海兵隊遠征部隊の海兵隊員は前方展開司令装備を松島基地より仙台市に搬送。
・米海軍第7艦隊の旗艦ブルーリッジが沖縄近海で、東北地方への物資輸送や更なる隊員
の派遣に備え、沖縄近海にて待機。
・第3海兵遠征軍の人道支援調査チームの海兵隊員と海軍兵が松島と大船渡港にて被害の
状況を測定するため、パトロールを実施。
・4,000名以上の海兵隊員と海軍兵が搭乗している強襲揚陸艦エセックス、ハーパーズ・
フェリーそしてジャーマンタウンは大船渡港と釜石港に入港。搭載している重量物運搬
ヘリコプターや(水陸両用)強襲揚陸艇を使って陸地に支援物資を搬送・人道支援活動を行う。
・強襲揚陸艦エセックスのパイロットは宮古市に新鮮な水と毛布等の物資を搬送。また、
被害を受けた海岸線を約320キロに渡り空から捜索。さらに孤立した集落を確認。
・第31海兵遠征部隊の前方司令隊は災害援助計画について現場の行政当局者と調整できる
よう現在、仙台市に派遣。隊員2名が横浜にいて支援物資の輸送を調整。また、日本の政府
関係者との調整役として1名の隊員が札幌に派遣されている。
・嘉手納基地に所属している第320特別機動隊、第33レスキュー部隊と第31レスキュー部隊の
連合部隊が横田基地より水や医療物資を気仙沼市へ輸送。